落選!?紅白に出場してほしかった「アーティストランキング」TOP10

2018年が始まり、早ニ週間が経つ。去年の大晦日には2017年を締めくくる第68回「NHK紅白歌合戦」が大晦日に放送されたが出場アーティストがイマイチで、更には視聴率も歴代2位の最低を記録した。数年前までの大晦日は、家族揃って紅白を見るのが当たり前だったが、近年では視聴率が大幅に低下しているようだ。昭和の頃は大晦日に紅白を見る”風習”のようなものがあり、当時は視聴率を70%以上も記録していた。しかし年々人気は下がり、昨年では視聴率が39.2%で、最低記録となったようだ。昔に比べればヒット曲もなく、出場者の質の低下やテレビ離れが影響している。去年は落選したとされていた「安室奈美恵」の出場が決まり視聴率が上がると見込まれたがやはりダメだった。今回は安室奈美恵の出演を祝し、紅白に出場してほしかった「アーティスト」をランキング形式で紹介していく。

第1位:安室奈美恵

2018年9月16日に、引退する事が発表された「安室奈美恵」。一度は紅白を落選したかと思われたが、2017年12月19日に「特別出演歌手」として出演する事が報じられた。

安室奈美恵は組には属さずに、特別枠として生出演するし時間は約20分。紅白の会場とは別にセットが組まれ「Hero」を含む、メドレーが披露された。

また安室奈美恵がテレビに生出演し、歌を披露するのは2010年7月30日に放送された、テレビ朝日ミュージックステーション」以来で約7年ぶりとなるそうだ。

第2位:米津玄師

米津玄師は、インターネットの動画投稿サイトで音声を合成したボーカロイドを使い、「ハチ」という名前でオリジナルの楽曲を投稿していた。人気の楽曲では再生数2,000万回を超えている。

元々インターネットでの活動を主にしてきた事から、テレビに出演する事はほとんどなく、紅白のオファーを断ったとファンの間で話題となっている。

本人もテレビ出演を拒んでいるようで、紅白に出るよりもインターネット上でカウントダウンイベントを行う方が楽しみだそうだ。

第3位:亀と山P

2005年に放送された日本テレビ系「野ブタ。をプロデュース」で、亀梨和也山下智久が期間限定ユニットとして組んでいた、修二と彰

同番組の主題歌である「青春アミーゴ」が大ヒットを記録した。

今年の4月に放送された日本テレビ「ボク、運命の人です。」で、2人が再共演を果たし更には主題歌となる「背中越しのチャンス。」を新ユニット名「亀と山P」で歌った事から、大きな話題となった。

第4位:水樹奈々

声優や歌手として活躍している「水樹奈々」は、アニソン歌手として有名だ。

過去に出場した紅白の回数は、2009年から2014年までで、連続6回の出場を果たしている。

しかし今年もオファーが来なかった事から、3年連続での落選となっている。声優で紅白に出場したのは偉業とも言え、水樹奈々に続き続々とアニソン歌手が紅白に出場している。

第5位:いきものがかり

2008年から9年連続で紅白に出場していた「いきものがかり」。しかし2017年1月に”放牧”と表現した「活動休止」を発表している。

業界内では活動休止ではなく、事実上の解散という噂が流れており「メンバー」間の不仲が原因では、と指摘されているようだ。

第6位:ゴールデンボンバー

「女々しくて」が大ブレイクした、ヴィジュアル系エアーバンドのゴールデンボンバー(金爆)。

彼らは紅白で歌だけでなく、毎年派手なパフォーマンスを行って話題となっており、これを楽しみに紅白を見る視聴者が多かったようだ。

紅白出場歴は、「女々しくて」だけで2012年から4年連続で出場している。

落選理由は、近年ヒット曲がない事や”ネタ切れ”だとされている。

第7位:AAA

AAAはこれまでに、2010年から7年連続で紅白に出場しているが、これは元々「エイベックス」のゴリ押しにより、無理矢理ねじ込まれていたそうだ。

しかしエイベックスは年々、ヒット曲を飛ばせるアーティストがいなくなっており、現在ゴリ押し中の「三浦大知」が今年で、デビュー20周年となる事からどうしても三浦を出場させたかったそうだ。

同所属レコード会社の「三浦大知」を出場させる為に、AAAが押し出されたとされている。

第8位:B'z

B'zはこれまで紅白に出場した事が一度もない。B'zはライブツアーを主体とした活動で、元々テレビへ出演する事が少ないそうだ。

音楽番組には度々出演していたが、紅白に出場しない理由は、「年末年始」は完全のオフとしているからだそうだ。

B'zは来年で結成30周年という事もあり、NHKとしてはどうしても紅白に出場させたかったようだ。

第9位:T.M.Revolution

T.M.Revolutionはこれまでに、5回紅白に出場している。回数として多くはない方だが、西川貴教は近年「台湾」での活動を精力的に行っている。

台湾版「紅白」と呼ばれる”超級巨星紅白藝能大賞”に、2016年から2年連続で出場している。

日本はSNSやCMでの活動が見られるが、アーティストとして新曲の発表ライブなどの活動があまり見る事ができない。

近年アジア市場で活動するアーティストが増えている事から、今後も西川貴教は台湾などアジア圏での活動を中心に行っていくと見られている。

第10位:BABYMETAL

最後は10位となる「BABYMETAL」だ。BABYMETALは日本でも人気のユニットだが、海外ではありえない程の人気を誇っている。

オリコンでは女性アーティストのアルバムでTOP3入りを果たすなど、紅白に出場するのに十分な実績がある。日本人女性のグループとしては、ピンクレディーキャンディーズWinkに続く、4組目としての記録を達成している。

しかしこれだけ売れて人気があるのに、なぜ紅白に出場しないのか?理由は「BABYMETAL」という”ブランド”を守る為だそうだ。

「BABYMETAL」は神秘性や神々しさをイメージしており、ヘビメタという激しいジャンルが紅白には合わない。また音楽番組にも出演する事も少ないので、今後も紅白には出場しない意向で進むそうだ。


今回は、紅白に出場してほしかった「アーティストランキング」を紹介したが、去年出場したアーティストが本当に酷かった。

全く売れていないアーティストや、経験が浅く実績もないアーティストが多く出場した事から、「いよいよ紅白も終わりなのでは?」とささやかれている。

実際「和田アキ子」をはじめとした大御所が、次々と落選しているので近いうちに紅白が終わってしまうかもしれない。厳密に言うと、出場するアーティストに「華々しさ」が全くないので、既に終わっている状態なのかもしれない。